沖縄あるある Vol.1

沖縄には、独特な風習や生活習慣があるのですが、意外と知られておりません。

沖縄県の人からすれば当たり前だと思っていることが、他県の人からすれば「何で?」と感じることが結構あります。

「沖縄あるある」では、そんな事例を紹介していきたいと思います。

沖縄の牛乳は、946ml !?

スーパーやコンビニで売られている牛乳は、500㎖や1ℓ(1,000㎖)といった切りのいい数字が使われていますが、沖縄ではほとんどの牛乳は946㎖で売られています。

これは戦後しばらくの間アメリカの統治下にあったことが影響しており、アメリカで一般的に使われている「ガロン(1ガロンは約3.785ℓ)」がベースになっており、1ℓに近い量として1/4ガロン(約946㎖)で販売されているからです。

牛乳以外の乳飲料、ジュースやお茶なども、沖縄では946㎖か473㎖(1/8ガロン)で販売されているものもあります。

コンビニでは「おにぎり温めますか?」と必ず聞かれる !?

沖縄県外の人が沖縄のコンビニでおにぎりを買うと、店員さんに「おにぎり温めますか?」と聞かれ驚くそうです。

沖縄には、料理は出来立てで温かい方が美味しいという感覚があり、冷蔵コーナーに並んでいるコンビニのおにぎりもついつい温めてしまうみたいです。

沖縄在住のお客さんからのリクエストでおにぎりをレンジで温める習慣が始まり、いつしか県全体に広まっていったそうです。

ちなみに、おにぎりを温める文化は北海道のコンビニにもあるそうですが、そもそも寒いエリアなのでこちらは納得できますね。

ツナ缶はスーパーで普通に箱売りしている !?

沖縄では普通にツナ缶が箱売り(1箱に12個もしくは15個入り)されています。沖縄県のツナ缶の消費量は日本一であり、全国平均の約4倍もあります。チャンプルー料理やにんじんしりしりにツナ缶はよく使われますし、サラダや玉子焼きにも入れたりします。

お盆に親戚回りをする際の贈答品としても、箱入りのツナ缶はお米と一、二を争うぐらい選ばれています。

また、沖縄は台風の上陸が多いので、非常食としてもツナ缶は活躍しています。沖縄の年配の方の中には、アメリカ統治時代の影響もあり「ツナ」のこと「トゥーナー」とネイティブな発音をする方もいるそうです。

今後も、様々な沖縄あるあるをご紹介させていただきます